池袋のカフェで自分を取り戻した日

自分語り

こんにちは。オタク出身、一児の母かえと申します。

このブログでは、子育ての記録や誰かの役に立つ(かもしれない)情報、趣味の話をしております。

今回は、タイトルにもある通り池袋のカフェで自分を取り戻した話をします。

私のオタク遍歴

私のオタク遍歴を簡単に紹介すると、学生時代には旧ジャニーズやアニメ、ボカロなど王道なジャンルを経て、社会人になってすぐディズニーに通うオタクになり、コロナ禍になる少し前から現在に至るまで2.5次元舞台をきっかけで好きになった俳優さんを推しています。

今はメインで俳優さんを推していますが、もともと好きだったアイドルやアニメ、ディズニーは今でも大好きです。(自分の中で旬なジャンルってあるよね!)

特に推しが主演の某2.5次元ミュージカルは、当時新婚だったのですが、新婚旅行のための休暇を全て舞台につぎ込むくらい通いました。コロナ禍で旅行に行けない時代だったとはいえ、新婚旅行休暇(と多額のお金)全ベットを許してくれた夫には感謝ですね。

そして、ありがたいことに、高校時代からの親友も同じ俳優を推しており、親友と何度も何度も現場に通いました。

2.5次元舞台の沼にハマったのは丁度コロナ禍でエンタメが全滅している頃でした。

何度も舞台が中止になり、虚無の心で払い戻しをしたことは一生忘れないでしょう。(ローソンでチケット払い戻してくれた新人のお兄さん元気かな)

母になって

子どもが生まれてからも母という肩書にとらわれず、「私は私だ!」ということを意識していたのですが、やはり思うようにオタク的な活動をすることが難しくなりました。

育児をしていると思うように予定が立てられないため、現場に行く回数は激減しました。(それでも夫にお願いして何回かは行った)

そしてそのうち、「現場に行くために子どもを置いて出かける母親」という自分に後ろめたさを感じるようになりました。予定的な問題よりも、気持ち的な問題で現場を見送るようになりました。

また、先ほど触れた親友もほぼ同じタイミングで子どもができたこともあり、ますます現場から足が遠のいていきました。

きっかけはヒプマイの映画

そんな私が自分を取り戻したきっかけはヒプノシスマイクの映画でした。

推しがヒプマイの舞台(通称ヒプステ)に出ていたことをきっかけにヒプマイのことも好きになり、どうせなら推しの池袋の優勝を見たいよね!!ということで池袋の映画館で映画を見ました。

※ヒプステのことあまりよく思わない方もいらっしゃると思うのでそんな方はそっとブラウザバックしていただけますと幸いです。気持ちはわかる。オタクだもの。

ヒプステは当初、声優コンテンツの舞台化ということでかなり炎上をしまして…

高額なチケットの値段も相まって初めの方は空席があったりしたんですよ…

私は最初の方に見てあまりにも良すぎて追いチケットしました。(追いチケできるくらい空席があった)初手の一郎が出てきたところでもう好きになってしまっていた…

そんな逆境で始まったヒプステが、最後には大成功したのがとても感慨深かったです。

思い入れが強すぎてヒプステの話にそれましたが、そんなわけでヒプマイの映画を見に行きました。

映画の内容はヒプマイのアニメのちょっとおもろい感じもありつつ、最後は不覚にも泣きました…

あとは寂雷先生がプリキュアでした。(見た人は共感してくれる…はず…)

無事に池袋の優勝を見届けることもできました。(池袋で見てよかった)

そして、映画の感想戦をするために入ったカフェで自分を取り戻したのです。

オタクが集う池袋のカフェ

感想戦をするために入ったのはアニメイトが近くにあるカフェドクリエ。

何の変哲もないチェーン店のカフェです。(褒めてます。)

親友と映画の感想を言い合い、最近の推しの活動の話や、過去にハマっていたアニメの話、コラボカフェに行った話、オタク的な話を3時間くらいしゃべり倒しました。

最近オタクしてなかったのに、推しや好きなコンテンツの話になると普段の3倍くらい早口でしゃべれるんですよね。普段会社で電話取るときとか全然言葉出てこないのに。

…まわりを見ると、痛バックをもっている女、推しのカードを机に並べる女、ブラインド商品の交換をするであろう女…

何かしらのオタクだらけの空間でした。

ふと、「そういえば昔ここでランダムブロマイドの開封したよね」と懐かしいことを思い出しました。

そこには、かつての私たちのような女がたくさんいました。

子どもが生まれる前は、コラボカフェに通い(当時好きなアニメがコラボカフェばっかやってた)コースターを交換したり、アニメコラボの謎解きイベントに参加したり、ランダムグッズに一喜一憂してツイッターで【譲】【求】とか書いたりしてたなぁ…。と昔を懐かしみながら、こんな風に推しのことを話したり、しょうもない妄想を垂れ流している時間が自分にとってすごく価値のある時間で、自分が自分でいられる時間なんだ、と気が付きました。

オタクしてる時が一番生きてる感じするよね!!

大好きなものがあることの喜び、大好きなものの話を大好きな人とすることの幸せ。

そして、そんな楽しい思い出がある自分を誇らしく思いました。

というわけで、これからは意識してオタク的な活動をする時間をとっていきたいと思います。

子育てや仕事にしっかり向き合うためにも、自分を見失うわけにはいかないですしね。

もうあの頃みたいなフッ軽オタクには戻れないけれど、今の自分のペースで自分が自分であるための時間を大切にしたいです。

あそこにいる楽しそうなオタク達のおかげで私は自分を取り戻すことができました。

この文章を読んでくれたオタクの皆様も、きっと知らないところで誰かを救ってるよ。

オタクでいてくれてありがとう。(オタクはすぐに感謝する生き物…)

こんな自分語りを最後まで読んでくださりありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました